これは夢かな?
幼い男の子の声が頭のなかに響いている。
小さいときの記憶?
それともただの想像?
境界線なんてわかんないや。

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莉菜がいつの日か自由になれる魔法。
莉菜がいつの日か心から僕に笑いかける魔法。
莉菜がいつの日か僕の隣を歩ける魔法。
莉菜がいつの日か僕の手を握る魔法.。

莉菜がいつの日か僕を.....。


「僕の前で強がらなくていいんだよ。」