歪んだ愛の結末は。

結局、ヒナが仲裁に入ったおかげで、喧嘩にはならなかった。

「蓮さま、莉菜さまの事は私たちにお任せください。」

使用人が言った。
多分、出ていけということなんだろう。

「また来るからな。」

俺は眠っている莉菜の頬にてを当てた。

帰りの車のなかで、俺達4人は喧嘩のような討論を繰り広げていた。

「蓮はどうしたいんだよ?」
イライラをオーラに変え、俺にぶつける春。

「はーる、君だってまだなーんにも考えてないじゃんー。」
のんびりとした口調の陸だが、少し声が震えている。

「みなさん落ち着きましょう?」
ヒナも口ではこんなことを言っているが、珍しく早口だ。


全員、この状況に焦っている。