歪んだ愛の結末は。

「この部屋、莉菜が知らないなずないよね?」

私はゆっくりと部屋を見回した。

小さな机にたくさんの人形やぬいぐるみ。
床には絵本やクレヨン、画用紙が散乱していた。

「莉菜は僕のお仕事手伝ってくれるんだよね。」

「なに言って「それとも、昔みたいに魔法かけてほしいの?」」

私の言葉を遮るようにして綾都は続ける。

「もう気づいてるんでしょ?」