「えっー!お願いっ!!」

私は手のひらを会わせ全身で探検したいオーラをアピールする。

「気分悪くなったらすぐ言えよ。」

これはいいってことだよね。

「ありがとう....!」

私はフレンチトーストを口に押し込むと、顔を洗うために洗面所へむかった。

「....怪我すんなよ。」

蓮は嬉しそうに跳び跳ねる私を横目に、小さく呟いた。

「はーい!」