『はる君、はる君!!私もるまくんも3組だったよ!』 「そうか。よかったな。」 あ、ちょっと喜んでる。 『ふふっ。よかったね。1年間は魔力の位で決まる学校じゃなくて。』 「ふっ、別に喜んでねーし。」 …つい笑っちゃう。 「てか、もう入学式始まるぞ…」 『そーだね。はる君は新入生代表だから別だもんね。』 「あぁ。じゃーな。気を付けろよ」 うん!そう言って私は体育館へ向かった。 …やっぱりチビだから何度もぶつかっちゃったけど。