それから 美玲に対する
嫌がらせはなくなった
クラスの女子達は
何も言わなくなった
でも・・・クラスの中で
どんどん孤立していた
俺が話しかけたら
きっとまたイジメられるかもしれない
こんなんで 守るなんて
言えない・・・
部屋に戻ると
ベッドに横になっている
美玲が居た
持っていたペットボトルの
飲み物を机に置いて
ベッドに近付く
布団を掛けて 髪の毛を
耳にかけた
ぎゅ
その時 美玲が俺の手を握った
「拓巳・・・行かないで」
ドキン
寝ぼけて言っているのは
わかっていた
「・・・行かないから
どこにも」
だから・・・安心していい
嫌がらせはなくなった
クラスの女子達は
何も言わなくなった
でも・・・クラスの中で
どんどん孤立していた
俺が話しかけたら
きっとまたイジメられるかもしれない
こんなんで 守るなんて
言えない・・・
部屋に戻ると
ベッドに横になっている
美玲が居た
持っていたペットボトルの
飲み物を机に置いて
ベッドに近付く
布団を掛けて 髪の毛を
耳にかけた
ぎゅ
その時 美玲が俺の手を握った
「拓巳・・・行かないで」
ドキン
寝ぼけて言っているのは
わかっていた
「・・・行かないから
どこにも」
だから・・・安心していい


