re:START〜また、君と、

ドキン ドキン・・・


「・・・美玲?」


顔を上げると 拓巳が


目の前に立っていた


「あ・・・詩織遅いね?」


話題を変えるように言った


「なんか 支度に時間かかってる


祐介は もう少ししたら来るから」


「・・そっか」


なんか もう話終わっちゃった


他に何か・・・話題ないかな?


「それ・・・まだ持ってたんだ?」


「・・・うん」


拓巳は 私が付けている


ネックレスを見ていた


「やっぱり・・・似合ってる」


ドキン


やめて・・・そんな風に


言わないでよ