---拓巳side---
美玲は 俺の事を忘れていた
医者によると
事故に遭った時 頭を強く
打ったらしい
一時的な記憶喪失だった
「・・・今日は 帰るから
ゆっくり休んで?」
祐介が 少し笑いながら
美玲にそう言った
俺と祐介は 病室を出た
しばらく入院が必要らしい・・・
「・・・なんでだよ?」
「え?」
グイ
祐介が俺の胸ぐらを掴んだ
「なんで・・・美玲が事故に遭ったんだよ!?
事故の前に 兄貴と一緒だったのは
わかってるんだよ!!
それなのに・・・どうして」
祐介は 崩れ落ちるように
膝を突いていた
俺のせいで・・・美玲は
事故に遭って 俺の事を
忘れたんだ・・・
美玲は 俺の事を忘れていた
医者によると
事故に遭った時 頭を強く
打ったらしい
一時的な記憶喪失だった
「・・・今日は 帰るから
ゆっくり休んで?」
祐介が 少し笑いながら
美玲にそう言った
俺と祐介は 病室を出た
しばらく入院が必要らしい・・・
「・・・なんでだよ?」
「え?」
グイ
祐介が俺の胸ぐらを掴んだ
「なんで・・・美玲が事故に遭ったんだよ!?
事故の前に 兄貴と一緒だったのは
わかってるんだよ!!
それなのに・・・どうして」
祐介は 崩れ落ちるように
膝を突いていた
俺のせいで・・・美玲は
事故に遭って 俺の事を
忘れたんだ・・・


