re:START〜また、君と、

そして 私が寝ている


ベッドの前で止まった


「あの・・・」


「事故に遭ったって聞いて・・・


よかった 無事で・・・」


ぎゅ


その人は 私の手を握った


「・・・」


「ごめんな? こんな事に


なったのは 俺のせいだよな?」


「・・・」


この人は・・・何を言ってるの?


俺のせいって・・・


「美玲? どした?」


「・・・あなたは 誰ですか?」


「え?」


その人は 驚いた顔をしていた


「どうして 私の名前を


知っているんですか?」


「・・・嘘だろ? 俺の事


わからないのか?」


ガラ


その時 またドアが開いた


「美玲 大丈夫!?」


「祐介君・・・」


今度は 祐介君が来た