re:START〜また、君と、

家の近くに着くと


祐介が前から歩いて来た


「・・・祐介」


「兄貴・・・美玲と一緒だったの?」


「ああ・・・」


ウソをついてないし


さっきまで 美玲と一緒だったのは


本当だから


「・・・1つだけ 教えておく


詩織先輩 気付きかけてるよ


兄貴と美玲の事」


え?


詩織が・・・気付きかけてる?


「俺が言った訳じゃないから


どうするかは 兄貴が決めろよ?」


そう言って 祐介は


俺の横を通り過ぎた


詩織が・・・俺と美玲の事を?


いつかは こうなる日が


来るって思ってた


確かめなきゃいけないと思った


ポケットからスマホを出して


詩織に電話をかけた