なんかもう・・・よく


わからないよ


「・・・美玲さん!」


ガシ


祐介君に 腕を掴まれた


「私・・・本当は


最低なの


詩織に・・・友達に


本当の事を言ったら


傷付くんじゃないかな?って」


「・・・でもそれは


美玲さんのせいじゃないです」


「違う・・・私はもう


あんな思いをしたくないの」


自分でも 何を言っているのか


わからなかった


やばい・・・泣きそう


「俺は・・・何があっても


美玲さんの味方ですから


1人でなんでも


抱え込まないで下さい」


「・・・ありがとう」


祐介君は 少し笑いながら


公園を出た