その日は朝からずっとそわそわしていた。
なにこの、デジャヴ感!
でも、この緊張はニヤニヤしてしまう。
そう、今日は古谷さんとお家デート(?)の日なのだ!
「服、これでいいかな?」
ちょっと体型に自信の無い私は、ガウチョパンツにニットというゆるふわな格好。
タートルネックタイプのニットにしようか悩んだけど、ここはちょっと大胆に大きめに襟元が開いた黒のニットを選んだ。
へ、変じゃないかな?
あーもー!
この乙女してる自分に鳥肌が立つ。
私ってこんなキャラだった?
恋する乙女は変わるってやつかな…
「はぁ…ってもう時間!」
早く行かなきゃ遅れちゃう!
私は慌てて家を出た。
