視線の先



でも、哲は楽しそうな表情でこちらに近付いてくる


「なぁ…いつ気付くの?」


目の前には頭一個分違う哲


後ろは壁


少女マンガではお馴染みの壁ドンというやつを


今、私がされている


哲の熱い、熱のこもった瞳


私が昴に向けているものと似ているような気がする


「…哲、私は「な~んてな」…へ?」