好きになる理由

「まあ長谷川くんは小さい頃からやってたらしいし…」



心嶺ちゃんがタオルを洗いに行ってここ


にはいないことには気付かずに


独り言を話していると。


「春日、危ない!!!」



「え?」



長谷川くんの切羽詰まったような


声が聞こえて前を向くと、


くるくる回ったサッカーボールが


私の顔面に向かって飛んできていた。