「俺たち、勘違い同士だな」 そう言って、上村はいつものように笑った。 それが嬉しくて、 あまりに幸せで、 泣いてしまった。 「泣き虫め」 そう言って上村は私をそっと抱きしめた。 私は頭を胸に押し付けた。 「ってか、忘れてたけど、 あいつに何されたんだよ、大田先輩に」 少し怒ったような声が降って来る。 「何って?」 「大田先輩からLINE来たんだよ。 『まこちゃんのこと、襲うから』 って」 「おそっ・・・!ゴホっごほっ・・・」 「え、なに、マジで襲われたの?」