その日は嫌気がさす程の快晴な天気だった。

夏の青い空を見上げると 何か…不思議な感覚を ふと感じたような気がした。

そんな事も、すぐに忘れて私は 行きつけのショップから セールのダイレクトメールが届いていた事を思い出し、ちょうど天気も いいことだし 行ってみることにした。


やっぱりセールは女心を かきたてられるだけ あって 私は 目の色が変わるほど 服選びに 没頭していた。

その中に 一瞬 可愛いワンピースが 私の目に飛び込んできた。すぐに試着!


しかしワンピースは腰の当たりで つっかかり それ以上 着ることが出来無かった。
『また、太ったかな…』ため息のように つぶやきながら 何も買わずに 店を後にした。