ガラッ

輝「行きましょう?」

海「はい。」

輝「海さん。今日はお爺様は宴会で明日の夜まで帰ってこられない様です。」

はぁ…宴会…

海「なら輝さん?私のご飯は用意されてないんでは?」

輝「いえ。お爺様がギリギリまでいらっしゃいまして、準備をさせていました。組長にも釘を刺していらっしゃいましたので。」

海「そぅですか…」

お爺ちゃんは常に私の味方で居てくれる。
それだけで、この窮屈な鳥籠から抜け出せている気持ちになる。
感謝している。