奏多「んじゃー、次は俺な。真剣なの聞くよ…
清龍とはどんな出会いだった?」

海「!?清龍…」

奏多「答えたくねーか…やっぱり…」

海「…清龍とは、高校1年の秋…?だったかな。出会いました。」

奏多「…」

海「その日は朝家で色々あって…授業受ける気分になれなくて、屋上に行ったんです。そこで、悠人…と出会いました。清龍って存在は知ってんですけど、興味がなくて…どの人が清龍なのか知りませんでした。
だから、あの時も、あ…誰か来たって…ただそう思いました。」

そぅ、あの時あの時出会わなければ…
あんな悲しい事にはならなかった…

海「悠人に話をかけられて…ここ俺らのたまり場って…
直感で、あ、この人清龍だって思いました。だから…」