「ほらお前ら日向先生も困ってるからそのへんにしとけ。
HR始めるぞー。」
ハル君への質問攻めが全く終わる気配を見せなかったので
痺れをきらせた担任が女子からのブーイングが凄まじい中
強制的に終了し、HRを始めた。
HRが終わり、ハル君が教室を出ようとした時
目だけをちらりとあたしの方へ向け
ふわりと優しい笑顔をくれた。
「くーちゃんっ。」
HRが終わったと同時にあたしの机まで来てくれた夾が声をかけてくれた。
「どうしたの?」
「くーちゃんこの前ドーナツ食べたいって言ってたでしょ?
今日の帰り駅前のドーナツ屋さん行かない?
あそこ美味しいって結構有名みたいだよっ。」
あたしがこの前ぽつりと言ったこと覚えててくれたんだっ!
「行く!絶対行くっ!」
「よし、じゃあ今日はデートだ!」
あたしの好きなものや言ったことを
覚えててくれるなんてほんと夾って優しい。
幸せだなぁ〜…。
