屋上の扉を開けると春のまだ少し冷たい風が吹いてとても心地よかった。 夾がうーんっと伸びをしながら座り、すぐ側の地面をぽんぽんと叩いた。 隣に行っていいってことなのかな…? 少し遠慮がちに隣に座ると夾はにっこりと笑顔をくれた。 「くーちゃん、どうして男嫌いになったのかって聞いてもいい?」 少しあたしの顔を伺うようにして聞いてきた。