「それは…!!

一目惚れってやつじゃないか!!」

ヒマリに、一目惚れ?

「心配だったんだよ。

お前、学校で寂しがってないかとかさ。」

寂しい、か。

確かにヒマリはいつも一人。

学校では、一人。

「ヒマリが大きくなっても

そばにいてくれる奴がいればいいんだがな。」

…やだ。

「ユキくんじゃだめなの?」