取り敢えず眠いから寝る
取り敢えずつまんないから喧嘩する
取り敢えず、取り敢えず、、取り敢えず・・・
『んっ・・・眩しい・・・』
「おはよ、よく寝てたね」
『玲音、おはよう』
「体痛くない‍?」
『うん、大丈夫』
「寝言言ってた」
『うそ・・・
聞いてた‍?』
「うん、全部」
『なんて言ってた‍?』
「誰かあたしを殺してって言ってた」
『そんな事言ってたんだ』
「よっこらしょっ」ドサッ
『玲音・・・重たい』
「じゃぁこれならいい‍?」ぎゅッ
『うん、重たいのは変わんないけど・・・』
「いつから死にたいって思ってる‍?」
『親が死んだ時から』
「ふーん、そっか」
『玲音』
「んぁ‍?」
『寝言忘れて』
「やだ
っつか、冷奈
今度、寝言でもなんでも俺がいる時に死にたいとか殺せとか言ったらお仕置きだかんな」
『あっ、はい
努力します』