「ネロ!」

「ん?なに?」

「ちょっと手伝ってもらえる?」

「いいけど、何かいてんの?」

「ちょっとさ、お父様に手紙出しとこうかなって思ったんだけどね?呪いのせいで本当のことかけなくてもう、手が言うことを聞かないの!」

「そりゃ、大変だな」

「だからネロ、私の代わりに書いて!」

「いいけど、いたずらの手紙だと思われるんじゃないか?行方不明の王女から手紙なんて」

「大丈夫!私の、王家の紋様がついたピアスも送るから。後、ネロとの写真付で送るれば問題無し!」

「いや、それでも、問題大有りだと思うけど」

「まあ、いいの、いいの!」

こうして、マリーナの父のもとに手紙が届いた時は、国中が大騒ぎになったとさ

番外編 おしまい☆