その日、アタシいつもの様に飲みに行く約束をしてた。




「珠愛!!こっち!」




呼ばれて振り返った先にいたのは
黒髪で短髪の、程よく酔ってる男。




「…お、和也」




アタシは軽く手を上げてから駆け寄った



和也は25歳、従兄弟のお兄ちゃんで最近は和也と和也の同級生と数人で飲みに行くのが毎日の楽しみだった。



和也達といると誰も年齢なんて聞いてこなかったから好きなだけ飲めた。



和也に案内されて入った店には毎日顔を合わせてるメンバーと、もう1人奥に初めて見る顔が居た。