『麻里奈が、家出したらしい……。向こうのお母さんに泣きながら頼まれて……断れなかったというか』
「……そうなんだ、麻里奈ちゃんね。それは仕方ないね」
最後の一言、
完全に嫌味で言ったからね。
『ほんとわるい、じゃあ!』
こんなときも、
簡単に電話、
プチって切っちゃう。
「……最悪」
部屋の全身鏡の前のあたし。
ヤヨの好みに
一生懸命
合わせてみたのに。
元カノ探しに、
行くんですか。ヤヨは。
ベッドの上に勢いよく倒れこんだ。
家出って、もう18歳でしょ?
絶対自分で
家に帰ってこられるじゃん。
なんで探しに行くの、馬鹿。
「はぁ……」
あたしも家出しようかな。
パパが心配するのが目に浮かぶから
絶対しないけど。
あたしは、そういう
人を困らせることをする
大人もどきには
ならない!
「……もう、なんでヤヨが行かなきゃいけないの」
怒りの独り言でちゃったから。
……明日、絶対埋め合わせしてもらうからね。
あれ?
明日は駄目だ。
藍ちゃんと勉強する約束してた。
ヤヨにLINEで
「ごめん、明日はだめだった」
って連絡したけど、
既読スルーって、本当?
「……はぁぁぁー」
あたし、
完全に現代社会の闇に
放られてる。
LINEの既読でもめるような
小さな人間には
なりたくなかった、あたし。
そういう、
マイナスな成長、落ち込む。
それより
ヤヨのドタキャン
ものすごく落ち込む。
麻里奈ちゃんの方が、
大事なわけ?
でも、あたし
前を向いて生きるタイプだからね。
一人もいいから、
神社行っちゃおうかな。
今ならあたしの厄払い、
し放題よ?神様。
そう思った時。
「……そうなんだ、麻里奈ちゃんね。それは仕方ないね」
最後の一言、
完全に嫌味で言ったからね。
『ほんとわるい、じゃあ!』
こんなときも、
簡単に電話、
プチって切っちゃう。
「……最悪」
部屋の全身鏡の前のあたし。
ヤヨの好みに
一生懸命
合わせてみたのに。
元カノ探しに、
行くんですか。ヤヨは。
ベッドの上に勢いよく倒れこんだ。
家出って、もう18歳でしょ?
絶対自分で
家に帰ってこられるじゃん。
なんで探しに行くの、馬鹿。
「はぁ……」
あたしも家出しようかな。
パパが心配するのが目に浮かぶから
絶対しないけど。
あたしは、そういう
人を困らせることをする
大人もどきには
ならない!
「……もう、なんでヤヨが行かなきゃいけないの」
怒りの独り言でちゃったから。
……明日、絶対埋め合わせしてもらうからね。
あれ?
明日は駄目だ。
藍ちゃんと勉強する約束してた。
ヤヨにLINEで
「ごめん、明日はだめだった」
って連絡したけど、
既読スルーって、本当?
「……はぁぁぁー」
あたし、
完全に現代社会の闇に
放られてる。
LINEの既読でもめるような
小さな人間には
なりたくなかった、あたし。
そういう、
マイナスな成長、落ち込む。
それより
ヤヨのドタキャン
ものすごく落ち込む。
麻里奈ちゃんの方が、
大事なわけ?
でも、あたし
前を向いて生きるタイプだからね。
一人もいいから、
神社行っちゃおうかな。
今ならあたしの厄払い、
し放題よ?神様。
そう思った時。



