【完】もっとちょうだい。

そのままあたしたち
同じベッドで寝た。
手、繋いでくれた。ヤヨ。


ドキドキして寝れないかなって思ったけど
普通に寝れた、睡眠時間ばっちり。




朝起きたら
ヤヨはもう起きてて



ヤヨは部屋の片隅で教科書を開いてた。



「おはよぉ……ガリ勉くん」


ベッドの上でむくりと起き上がって
目をこするあたし。




「……服、ちゃんとして」



ヤヨに言われて気づいた
この乱れた服……!



大慌てでボタンを閉めて、
ホックの外れたブラを直して



「着替えてくる……」



制服を持って部屋を出た。




……ドキドキが、
止まらない。


どうしよう、こんなの。



今日、模試なのに。


脱衣所で着替えはじめたとき、
鏡にうつる自分をなんとなくみて
「えぇ……?!」と
身を乗り出した。




鎖骨に、

赤いアザ。




……これって、キスマーク?
かの有名な、キスマーク?




初めてつけられたそれを
あたしは真っ赤な顔して
指でなぞった。




昨日のヤヨを思い出しては、
心拍数をあげて。