ドライヤーを探してコンセントに挿した。


風呂の磨りガラスのドアの向こう。肌色の影。を見ないように。


視線をずらしたら雑すぎる芙祐の着替えのパジャマとか、それ以外が置いて……。


……白。



まじであいつ何なの。



適当に乾かして、脱衣所を出た。



はーーー。



もう今日この先が長い気しかしないんだけど。


"あとでもっとしようね"
とか言ってたけど、どうせキス程度の話だろ。


男子高校生ナメすぎ。



あーー。


心臓痛い。