冷たい君〜幼馴染に恋をして〜

圭「雛、逃げるだろ」

「あ、当たり前でしょ」

圭「っ……逃げんないでくれッ」

「…え…?」

圭「…雛に避けられるのは嫌なんだッ」

「なんで…

なんで、抱きしめたりするの…ッ」

圭「…きだから…」

凄く近くに居ても

聞き取れないぐらい小さな声だった