ますます訳の分からない事をいう弘樹くん。

「え?」

取り敢えず聞き返してみた

弘「俺、雛ちゃんを好きになっちゃった」

グイッ

驚いて固まる私の腕を掴んで弘樹くんはカラオケ屋の個室を出る。

玲ちゃんは何を勘違いしたのか笑顔で手を振った。



そして、今は繁華街を歩いていた。