混沌の彼方


だけど。


だけどその時の僕は

なぜか死ぬのが怖かった。



そして

僕は逃げた。



どこへ行くかなんて

考えたことじゃない。

ただがむしゃらに走っていた。



走る僕の目には

なぜか涙があふれて止まらなかった。