冬「え…。ほんと……⁇」

冬雅がビックリして聞き返す


私は静かに頷いた


みんなの顔を見たら、
驚いた表情。

みゅ〜ちゃんは
きょとんとしてる…。

お母さんはまだいない…?



「まったぁ〜。」



もの凄く低い声




え…?薫くん…?





薫「僕らの気を引こうとしてるんでしょ⁇

よくいるんだよね〜?」






薫くんが…なんか…

黒くなった…?






いままでより

低く感じた…。







気のせいかな…







葵「そうなのか…?」










………沈黙









どう言えば当たりなのだろう。






どくん…どくん…








ココで記憶喪失って言ったら

みんな心配するかもしれないし

それに別に車にひかれた時ぐらいしか

記憶がないわけで



自分のことは覚えてて
私生活に影響はないだろうし…




別に記憶喪失って事は

誰にも教えなくてもいいんじゃ…






お母さんもきっと
驚くだろうし…


心配させちゃ心臓に悪い…


ただでさえ車に轢かれて

心配させてるし…









誰にも言わず

そっと閉まっておこう。







咲「そうそう‼︎そーなの‼︎

だから、そはも〜心配する事無いから。

皆お人好しすぎ〜笑」







笑みを浮かべて言った。








シーン









あはは…

みんなまた驚いてる

チョット気まずい…





でもこれが1番楽だから。





ガララ

その時お母さんがかえってきた

お母さん「皆んなのケーキ買ってきたわよ〜

ササっ皆んな座って食べて食べて〜」

明るいお母さんの声が聴こえて

その空気が少し軽くなった





咲「ありがとう‼︎おかあさん‼︎」



2つの意味を込めて…






その後は皆んなケーキを食べて

帰って行った。


その間、
私になのか、お母さんになのか


それとも面倒になったのか

気を使っているようでだれも記憶に付いても

私のことについても触れようとしなかった…