君の星、僕の星

英俊との子供をこの手で抱きたいという思いは
いつしか一緒に子供を育てる事でもう一度向き合いたいという思いに変わっていた。


私は子供を使って英俊の心を取り戻そうとしたのかもしれない。


なんて自分勝手なんだろう。
まだ見ぬ子への申し訳なさで胸が詰まった。



「……何で泣くんだよ」

「わからない」



よそ見されても。

若い男の子相手の妄想が止まらない日があっても。



私は結局、夫を愛していた。