柊:気にしないでください。俺は雪に会いに来たんです。知らせてくださりありがとうございました。


父親:柊君、雪の為になんだな。ありがとう、雪は最高の幼馴染みがいて幸せだったはずだよ。母さんから雪が話してたとよく柊君の名前が出ていたよ。


柊:ありがとうございます。俺は、雪が楽しめてたなら良かったと思います。失礼します。


母親:柊くん、気をつけてね。ありがとう。


柊:はい。


智:手続きがあるので、少しだけよろしいですか?。


父親:母さんは、雪の側にいなさい。手続きはしてくるよ。ハンコだけもらえないか?。


母親:はい、ハンコよ。雪は辛いことばかりなのに、笑ってたわね。寂しいわ。


父親:雪は、辛いことの中に楽しさを見つけてたんだよ。行ってくるよ。


母親:はい。


ー手続きをしている間に、残り少ない雪との時間を過ごしていた。話しかけても反応ないのについ、話しかけていた。


母親:雪は、学校に通えて楽しかったかしら?。ずっと行けなくてやっとだったはずなのにね。健康に産んであげれなくてごめんね。


雪、私の子供に生まれてきてくれてありがとう。もし生まれ変われたらまた私の元に来てね。


父親:ただいま、手続きしてきたぞ。先に雪を送るのは辛いな。