ー数分後に希沙先生が来て雪を連れて救急車に乗った。処置が早く意識を取り戻しだが、学校に行く体力はなかった。話を聞いた柊は、芹那を呼び出して怒鳴りつけた。


柊:加納さん、昼休み屋上に来て欲しい。雪の事で話があるから。


芹那:わかった、昼休みに屋上にいくわ。


ー昼休み。


柊:加納さん、どうしてだよ。雪は心臓病なんだぞ突き飛ばしたらどうなるかわかるだろ、考えなかったのか?。


芹那:宮村さん、河野君と仲良くしすぎだから生意気だと思って、話したら余計に生意気だとカットなって気づいたら突き飛ばしてた....。


柊:雪、休みながらも頑張ってたんだやっと学校に通えたんだからな。


芹那:まさかそんなに悪いなんて希沙先生に聞くまで知らなかったからごめんなさい。


柊:謝るなら雪にだろ?。通えなくしたのはあんたなんだし、許さないよ。第一、2度と雪には会わせないから。


芹那:ごめんなさい....。宮村さんに嫉妬していたの、簡単に話せるから。


ー芹那は崩れ落ちて泣いた。彼女がいて遠慮していたが、柊のことを好きになっていた。


柊:雪、ずっと言わなかった。呼び出された日もな。ずっと病室だからやっと通えたと喜んでたのにな。悪いんだけど、俺には話しかけないでくれ。