姫は自由に生きている


そんなわけでらるぽに行くのだけれども、、


「ねぇ、すごい動物園のパンダみたいな気分なんだけど」


「しゃーないしゃーない」


歩けば歩くほど、女が新を見てキャーキャー騒いでいる。


んでもって、隣に居る私は誰なんだと鋭い視線が私に向けられる。


天下の希龍幹部様となれば慣れてるらしく全く御構い無しだ。


私も学校でのそういうのにはもう慣れたけど、全く知らない大勢の人からの視線にはまだ慣れない。


居心地悪い。


「はぁ……」


「男が恋ちゃんの事イヤラシイ目で見てる〜。恋ちゃん人気者〜」


「一言余計よチャラ男」


イヤラシイ目って所絶対いらないでしょ。


まぁ男が私の事見てるのにはさすがに気づいてたけど。


自分の容姿は自覚してるし。


だけど自分から私可愛いとか思ってる自分大好きな勘違いナルシストと一緒にしないでね?


私の場合、容姿の整った兄と弟を持って小さい頃から周りにも身内にも可愛いとか綺麗とか言われ続けたら嫌でも自覚するから。


そういうことだからよろしく。


「恋ちゃんって彼氏本当に居ないの?」


「居ない。あ、これ可愛い」


「えぇーそんな可愛いのに男が放って置くわけなくない?本当のこと言ってよー」


「本当に居ないから。これも可愛い」


「じゃあ俺と付き合って〜」


「嫌。これも買お」


新をあしらいながら着々と買い物をする私。


「ショック〜。俺結構本気なんだけど」


「女全部切ったら少しは考えてあげる」


「それは無理かな〜」


「じゃあ一生無理ね」


「ちぇ〜」