姫は自由に生きている


その答えにも、右京は反応した。


でもまたすぐに目を瞑った。



「今まで何人と付き合ったの?」


「おい新!てめぇ殺すぞ!」


「剣は怒らないのー。だって気になるでしょ」


「うっ…気になるけど…」


「恋ちゃん教えて!」


「秘密よ。秘密」


「えーケチー」


「そういう新はどうなの?」


「俺はねー、付き合ったのは一人かな」


「へー。」


「え、反応薄っ!酷いっ…」


「だって今つるんで遊んでる女は全員身体だけの付き合いで付き合ってないって事でしょ?不潔だわ。剣、近づいたら汚れるから離れて。」


「ちょ、真顔で言わないでよぉぉぉ!てか剣も離れないでえええええ」


「恋が孕むから恋に近づくな変態!」


「きっしょ変態」


「もう俺の心バキバキ…」


いつも通りに戻ってくれた恋さん。


それからも新の質問は続く。