それから毎日、朝車で右京達が迎えに来て学校に行き意味のない無駄な時間を過ごして放課後倉庫に行き夜になったら帰る。
そんな生活をして早1ヶ月。
あの日以来琳は私を見守っているようで何も言ってこなくなった。
倉庫の下に居る面子の子達とも仲良くなった。
学校では…うん。女子からは毎日罵声浴びせられるし男子からはなんか希龍と居る事で尊敬の眼差しで見られるし教師ですら私を恐れだした。
もう散々だ。
「恋さーん!一緒にトランプしましょ!」
「おっけー。今行くねー」
今は倉庫に居る。
面子に呼び出されトランプをしに下へ降りる。
「ババ抜きでいいっすか?」
「おっけー」
面子の子が私を呼んで一緒に遊んでくれるのがとても嬉しいし楽しい。
ババ抜きを6人でしながら雑談をする。
「俺最初琳さんと来た恋さん見た時見入っちゃいましたよ」
「俺も俺も!こんな綺麗な人この世に居るんだなって思った」
「あれはまじで感動だわ」
「俺もその場居たかったー。ちくしょ!」
「最初美人だから性格キツそうって思ったけど、実際話すとこんな俺たちにもめっちゃ笑って喋りかけてくれるし…」
「俺たち恋さん大好きっす!ずっとここに居て下さいね!」
「ありがとうみんな!」
ずっと、は分からないけどね。