「恋可愛い」
「んぅっ…」
ツゥと指先で私の身体の曲線をなぞる右京
なにやら手の動きが怪しい
「とりあえず10年分たっぷり愛されろ」
「へっ?あ、ちょっ……!」
「あんなんで足りるわけねえだろ」
「昨日でじゅうぶんっ…」
「足りねえ。まだだ」
「う、きょ…っ」
やけに色気を含んだ声を耳元で囁かれ、昨夜の事を思い出し身体が熱くなるには充分だった
甘い、甘すぎる……溶けそうだ
「愛してる」
「も、やめっ…」
「一生かけてたっぷり愛してやる」
「〜っ!!」
「んな可愛い顔すんな」
10年分の愛、
リミッターを外した右京のストレートな愛情表現に心臓が何個あっても足りない
この後何回もドロドロに溶かされたのは言うまでもない