姫は自由に生きている



「恋がああああ」

「恋たんがああああああ」



その後、お察しの通り剣と新が右京に対抗心を燃やし始めてそれはそれは大変だった


しばらくして落ち着いて久々の幹部室に腰を下ろせたのは、2時間後だった


「お疲れ様でした」


「ありがとう恵」


恵特製のカフェラテを飲んで一息つく


「恋たん、写真見せて!」


「いいよ、ちょっと待っててね」


みんなの写真がたくさん挟まったアルバムは、総長室で丁寧に保管されてる


「うはっ!恋たんかわいいっ…!」

「というか恋さんだらけですね」

「俺の知らなかった恋が見れるっ!」


懐かしいアルバムには、懐かしいみんなの笑顔がたくさん詰まってた


「右京ってまじで無表情だな」

「変わらなすぎて逆に驚きますね」

「もしかしてこの人が蓮二さん?」


「そうだよ、これが蓮二。」


剣が指をさしたのは、私と右京を両手で持ち上げて笑ってる蓮二


「ああああ!圭介さんのほっぺにキスしてる!」

「圭介の事好きだったからね」

「初恋でしたっけ?」

「そうそう、圭介の事王子様だと思ってた」


あの頃の私純情すぎて可愛い


写真って見返すだけでも心があたたまる


「恋たん、本当に希姫だったんだね」

「信じてなかったわけ?」

「いや、納得いったっていうか」

「ん?」

「そりゃ頑なに、2代目希姫になる事拒否するよなって」


何気なく投下された最大の爆弾


……完全に大きな問題忘れてた