そんな何気ない日常のアクションなんて、すぐに忘れてしまうもの
あれから1週間くらいかな
「恋ー!俺の弟連れてきた!!」
突然幹部室に入ってきた圭介の後ろに、同い年くらいの男の子がいた
「お、右京じゃねえか!」
「右京久しぶり〜」
「相変わらず不機嫌そうな顔してんな」
琳兄達は右京君と面識があるらしいが、当の本人は不機嫌そうな顔をして黙り込んでいる
きっと圭介に無理矢理連れて来られたに違いない
「ほら右京、あれが恋だぞ?挨拶しろ〜。」
「………」
「恋、これ弟の右京。同い年だから仲良くしてやってなー?」
「分かった!右京君、恋だよ!よろしくね!」
「ちっ」
「は?」
「あ?」
右京の第一印象は、正直最悪だったと思う
……いや、最悪だった
右京の目の前に移動して、挨拶したのにまさかの舌打ち
思わず低い声が出たら、ガン飛ばされた
生憎それで泣くようなか弱い女子ではない
正面から2人してバチバチと睨み合ってた
「まぁまぁ、そう睨み合うなって!」
「仲良くしろよお前ら」
「右京に負けない辺り恋だよな」
「初対面でこれはウケるわ」
後ろで琳兄達が笑ってた
「ねえ、挨拶くらい出来んでしょ。」
「ちっ」
「舌打ちしか出来ないわけ?」
「喋りかけんじゃねえよ」
「私はあんたに話してんだけど」
「…話す事なんてねえ」
「私がしたんだから挨拶返すのが普通でしょ」
「…………んだよお前」
「は?常識でしょ。それくらいすれば?」
「ちっ………高町右京」
「なんだ出来んじゃん。よろしくね」
「…………」
「よーろーしーくーね!!」
「………よろしく」
血は争えないのか、ちょっぴりヤンキーモードの私と不機嫌MAXで私を拒否する右京
「「「「ぎゃははははは」」」」
琳兄達はそんな私たちを見て爆笑してた

