姫は自由に生きている



希姫になって3ヶ月が過ぎた


特になにか特別な事をするわけでもなく、剣が友達と遊びに行って家に居ない時だけ倉庫に琳兄と行ってみんなと遊ぶだけ


変わった事と言えば、琳兄がお二階の部屋に連れて行ってくれるようになった


「お、恋来た」


「恋おかえり〜」


「こんにちは恋」


2階の部屋で迎え入れてくれたのは、

絵本に出てくる王子様みたいにとっても優しい圭介と
チャラ男の雅と、真面目さんな壮太


「ただいまー!」


琳兄と手繋いで部屋に入って、いつも座るのは琳兄が用意してくれた1人掛けのソファ


琳兄の隣に置かれてて、誕生日席


「恋、おやつ買ってきたけど食べる?」


「食べる!」


「今持ってくるからね」


「圭介ありがとう!」


常に自分より年上の人達に囲まれていた私は、一丁前に同級生の男の子が子供っぽく見えて仕方なくて
初恋の相手は王子様みたいな大人っぽくて優しい圭介だった


琳兄がたまに部屋から居なくなるから、その時はずっと圭介の膝に座ってお話したりゲームしたりベッタリくっついてた



「はい。お菓子とリンゴジュースね」


「ありがと!これ恋の好きなお菓子!」


「そうだと思った〜」


もぐもぐお菓子を食べながら、先生に出された宿題を広げる