姫は自由に生きている



みんなが私を迎え入れてくれた背景に



『琳、正気か?』


最初は反対していた壮太と


『さすがに小さすぎねえか?』


小学生を姫にするのはあまりに危険だと訴える雅と


『お前が決めたなら俺はあの子を守るよ』


直感で私を受け入れると言った圭介と


『あいつにはきっと、俺たちを頂点に導く力があるんだ』


危険も反対も承知で私を希姫にすると言い出した琳兄が、普段全く降りてくる事のない2階の部屋でそんな会議をずっと繰り広げていたと知るのは何年も後の話だ



そして希姫になって3ヶ月目にした本当に何気ない会話がキッカケで、琳兄の予言が半年後に当たる事となる