「はいとーちゃくっと」
「蓮二さんきゅ〜」
「うぃーす」
優しく琳兄の横に私を下ろすとそのままみんなの所に行ってしまった蓮二
「琳兄これからなにするの?」
「ん?お前に話があんだよ」
「話?」
そんなのいくらでもお家で出来るのに…
と不思議に思った
ニヤニヤしている琳兄は、私と同じ目線までしゃがむと
「恋はお姫様になりたいか?」
なんて突拍子もない事を聞いてきた
「お姫様…?」
「そうそうお姫様」
「なりたい!!」
どんな意図があって聞いているのか分からないけど、女の子が一度は憧れるキラキラ輝いてるお姫様
ちょうどこの時の私のブームは、お姫様だった
「よし!良い子だ〜!!じゃあお兄ちゃんが恋をお姫様にしてやる!!」
「琳兄ほんと!?」
一応伝えておくと、私と琳兄のこの会話は倉庫にいる全員が整列して黙って聞いている
しかもお二階のお友達さん3人に関しては溜息を吐いている
「本当だぞ〜!お前ら聞いたかー?」
「「「「はい!!」」」」
「てことで初代希姫の誕生〜!!!」
「「「「うおおおおおおおおおおお!!」」」」
ゆる〜い琳兄と、嬉しそうなみんな
「琳兄、希姫ってなに?」
「お姫様ってみんなそれぞれ名前があるだろ?
◯ンデレラとか◯ャスミンとか」
「恋は◯ンデレラが好き!」
「恋のお姫様の名前は、希姫っていうんだ」

