姫は自由に生きている



目が覚めると自分の部屋だった


昨日のは夢だったのかな…??


「恋ちゃんおはよ」


「お母さんおはよ〜」


「恋はよー」


「琳兄おはよ」


リビングに行くとお母さんと琳兄がいつも通り朝ご飯を食べてた

お父さんはお仕事らしい


「琳兄、」


「んあ?」


「恋ね、琳兄のお友達と遊んでもらった夢みたの」


「………夢じゃねえぞ?」


「あ、やっぱり?」


「昨日文の膝で疲れて寝たんだろ?」


「夢じゃなかった!!」


「……寝ぼけてんのか?」


なんだ、琳兄が連れて帰ってきてくれただけか


てっきり夢かと思っちゃった


「恋また遊びに行きたい!!」


「んー……そのうちな」


「やだー!今日も行くの!!」


「剣が帰ってくんだから剣と遊べよ〜」


朝ご飯を食べながら駄々をこねる私と、ニコニコしてるお母さんに何故かビクビク怯えながらコーヒーを飲んでる琳兄


「琳?」


「ハ…ハイ」


「お母さんには一緒に夜ご飯食べに行ったって言ってたわよね?」


「……ハイ」


「どういうことかしら?」


琳兄に向かってニコニコニコニコ


お母さんが怒ってる証拠だ


「れ、恋を泣き止ませる方法がこれしか思い浮かびませんでした……」


「そう?危ない目に合わせたら家追い出すわよ?」


「肝に命じておきます…」


琳兄が怒られてる隙に朝ご飯を食べ終えて、巻き込まれない内にそっと部屋に逃げた