「何事ですか……って恋さん!?」


「恵どうしたの〜?………れ、ん?」


「れ、恋たんだー!!!」


騒ぎを駆けつけて幹部室から出てきた久し振りに見る恵と剣と新


剣に関しては面子を退かして私に飛びついてきた


「恋っ!!」


「剣ごめんね?」


「ごめんねじゃないよ!俺がどんだけ心配したと思ってるの!!」


「うん。ごめん。」


私の事を痛いくらいに抱き締めて号泣する剣に心が痛む


「もう離れ離れなんて嫌なんだよっ…!」


「もうどこにも行かないよ。大丈夫。」


「恋は俺にいつも黙って居なくなるだろ…」


「……そうだね」


だってね、剣が大切だからこそ知られたくない事が多すぎたの。


でも大丈夫。もうどこにも行かないから

大丈夫。ちゃんと全部、今から話すから。


「俺、恋がなに考えてるか分からないよっ…」


「ちゃんと、全部話すよ。その為にここに戻ってきたの。」


「本当…?」


「本当ですか?」


「あんだけ隠し通してきたのに?」





「みんなに聞いて欲しい。」



蓮二、私頑張るからちゃんと見ててね?