家族と俺以外面会謝絶である恋の病室に通い続ける事3週間
俺は抜糸も終わってリハビリもし、退院していた
誰にも退院の日を教えずに倉庫に突然行くと
「「「「「そうちょおおおおおおおおおお」」」」」
「おわっ!」
面子達が涙を流しながら突進してきて揉みくちゃになった
恵達にも教えてなかったから何事かと降りてくると呆れた目で見られた
「なんで教えてくれなかったんですか」
「サプライズ」
「右京おかえりー!」
「任せて悪かった」
「右京ちゃーん!!退院おめでとー!!!」
「ちっ」
「え!?なんで俺だけ舌打ち!?」
「ちっ」
「新君悲しいー!」
何一つ変わってない久々の希龍はやっぱり居心地が良い
誰が言い出したんだか用意したんだか、俺が倉庫に来て2時間後には退院祝いと称した飲み会が始まっていた
「「「かんぱ〜い!!」」」
代わる代わる挨拶しに来る面子達と一言二言言葉を交わす
「右京、機嫌が良いですね」
「あ?」
「良いことでもありました?」
挨拶し終わって2階から騒いでいる面子を眺め1人で酒を飲んでいると恵が来た
「良い仲間だな」
「そうですね。さすがに俺もこんな早く飲み会が始まるとは思ってませんでしたけど」
下では剣と新が面子と楽しそうに戯れている
「あいつらは優しいな」
誰もなにも聞いてこない
「そうですね」
「恵」
「なんですか?」
「お前らなら受け入れてくれると信じてる」
「っ…!当たり前ですよ」
夜は静かに過ぎていった

