思いの外滅茶苦茶喋りかけてくる男2人とちゃんと会話しながら新たなお店に入って買い物する。


もうね、この男2人すごく使えるの。(悪女思考)


謎に私の買った物頼んでないのに支払いしてくれるし。


そんなこんなで買い物を続けていると、


「レイちゃんっ…!」


「ん?どうしたの?」


ちなみにこの男2人には私の名前はレイということになっている。


見ず知らずの人に本名教える程バカじゃないからね。


「さすがに買い物、しすぎじゃ……」


そうナンパ男の一人に言われ男達の手を見てみると、二人では持ちきれないくらいの量のショッパーが持たれていた。


「ごめんね?重かったよね?」


「大丈夫なんだけど…なぁ?」


「まだ買い物するの?」


「うん」


「「………………」」


あれ、さすがに買い物し過ぎたかな?


なんか引かれちゃったんだけど。


「私タクシー呼んで帰るね。今日はありがと」


だから今日の買い物はもういっかな。


満足満足


「じゃあ俺タクシー捕まえてくるわ」


「じゃあレイちゃんは俺と一緒に待ってよ」


「はぁい」


ナンパ男が呼んでくれたタクシーが来たので、連絡先を渡されてそのままタクシーに乗って私は家に帰った。