姫は自由に生きている



「ん……う、きょ?」


「どうした?恋」


眠っていた恋が少し辛そうにして起きた


「右京、辛そう……」


ぎゅう、と体を起こして俺の膝に乗り正面から首に腕を回して抱き着いてきた恋


「んなことねえよ」


「私のせいで苦しませてごめんね……」


寝ぼけていたのか、そのまま寝息を立てて寝てしまった



お前を苦しめてるのは紛れもなく俺なんだから
謝るのは俺の方なのに、な。



「少し寝てくる」


「そうして下さい。俺たちだけで作戦捻っておきます」


「頼んだ」


抱きついてる恋を支えながらそのまま立ち上がって総長室に向かった


ベッドに恋を置いて濡らしたタオルで汗を拭く


時々眉間に皺を寄せながら唸っている恋の事をそっと横から抱きしめて俺も眠りについた