姫は自由に生きている



「ほ、っんとにみんなバカだよっ…」


「お前は俺たち全員にとって宝なんだよ。守って当然なんだ」


「私を守るために仕事まで調節するなんて、みんなほんっとうに変わらないんだからっ…」


「今度こそ決着をつける。俺たちのためであり、恋のためであり、アイツのためだ。」


「うん…っ」


「そろそろ前を向いても俺はいいと思うぞ?自分を責め続けるのはアイツが報われないし、なによりアイツの事を否定してるも同然だ。」


「…うん」


「まぁぶっちゃけさ、俺たちは社会人だし毎日仕事がある。突然なにかあった時にそうすぐに行けるわけじゃねえ。」


私と琳にしてはとても珍しいシリアスな空気、だったがここで少し和んだ


それは、琳の固かった表情が和らいだからだった


みんなの想いに涙が出かけていた私は、少し肩の力が抜けた


「でも、右京はお前の側に常にいる。抗争に関しても指揮を取るのも闘うのもほとんど現役の奴らに任せるつもりだ。」


「やっぱそうだよね」


「右京がな?俺たちに頭下げたんだ」


「右京が!?」


え?なんで頭下げるの?

思わず大きな声を出してしまった


「"先代は先代の決着を付けるために雑魚は俺たちに任せて下さい。恋は必ず助けます。あと、決着がついたら恋の事を俺に下さい。" ってな。」


「んなっ!!」


顔中に熱が集まるのがわかる

私絶対今顔赤いよ