姫は自由に生きている



ー「愛されすぎてそれが当たり前になってるのかしらね?だとしたら今度は引いてみるのも手かもしれないわよ?いきなり右京君が距離を置きだしたらあの子も自分の気持ちに気づくんじゃないかしら?右京君!それでいきましょ!」

「…ちなみにその手は恋に通じませんでした。」

ー「あらなんで!?」

「…"今日は機嫌が悪いんだね" で自己完結させてました」

ー「もうっ!あの子ったら鈍感にも程があるわ!誰に似たのかしら?」

「誰ですかね…」


確実に貴方だと思います。


ー「なら強行突破よ!既成事実でも作っちゃいましょ!どうせまだ手出してないんでしょ?」

「いや、それはさすがに…」

ー「そんな事言ってるから10年以上片思いなのよ!たまには強引じゃないと恋ちゃん気づいてくれないわよ!?」


…この人は自分の娘なのにそんな事言っていいのか


「いや、そうなんですけどね…」

ー「襲うタイミングなんていくらでもあるでしょうに…まぁ、そんな右京君だから私も琳も安心して任せられるんだけどね?」

「……ありがとうございます」

ー「あら、もうこんな時間!じゃあ右京君おやすみ。あまり無理しちゃダメよ?」

「はい。失礼します」



夜にも関わらずハイテンションなメグミさんとなんだかんだ1時間話して、一気にどっと疲れた


あのマシンガントークはいつ相手しても疲れる


「ふぅ…」


冷蔵庫からミネラルウォーターを取ってベッドに戻った